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意外と知らない用語
開発・建築許可と聞くと、一般の方からしてみれば「何のこっちゃ?」という印象を持たれるだろうと思います。
一般的にまだ認知されているのが建築確認申請、確認と呼ばれているものだと思います。
それでは、各々の意味と違い。またどんなときに必要になるのかを考えていきましょう。
@建築確認申請
建物を建築する場合に、その計画が建築基準法等に適合するものかどうか、
建築主事の確認を受けるための申請をすること。
建物の新築、10平方メートルを超える増改築・移転、
大規模な修繕・模様替え、100平方メートルを超える用途変更の場合は、
建築主はあらかじめ、その計画が建物の敷地、構造、設備、用途などが法律に違反していないかチェクを受けるため申請し、
その確認を受けなければなりません。
申請書を提出するのは、都道府県または市区町村の建築主事のほか、
民間機関である指定確認検査機関。申請書が提出されると、審査し、適格であれば確認通知が申請者に戻されます。
この時点ではじめて工事に着手してよいことになります。
さてここで言う建物とはどういったものを指しているのでしょうか?
それは建築基準法第二条1項一号に記されています。
『土地に定着する工作物のうち、
屋根及び柱
若しくは壁を有するもの
(これに類する構造のものを含む。)、・・・・・・・・・・・・(以下省略)』
これが建物の定義になります。
この定義に当てはまる建物を新築、10平方メートルを超える増改築・移転、
大規模な修繕・模様替え、100平方メートルを超える用途変更する場合は確認申請が必要になることになります。
一見、これも必要なの?と思われるものでも、確認申請が必要になるケースがあります。
例えば、カーポートや物置などはついつち確認申請を忘れてしまいがちなってしまいますので注意が必要です。
尚、この通知は、建物の着工や保存登記あるいは増築などを行うときに必要となるので、保存しておかなければなりません。
太陽光発電
<太陽の熱と光の利用法>
「ソーラーシステム」という言葉をよく耳にしますが、太陽のエネルギーを利用するシステムには様々なものがあります。単にソーラーシステムといわれただけでは、なにを指しているのかわかりません。住宅で太陽エネルギーを利用するシステムには、「熱」を利用するものと、「光」を利用するものがあります。
太陽の熱を利用するシステムは「太陽熱温水器」(ソーラー温水器)と呼ばれ、温められた水はお風呂のお湯などに利用されます。
一方、太陽の光を利用するシステムは「太陽光発電」(ソーラー発電)と呼ばれ、太陽の光を電気に変換し、家庭内で消費される電力をまかなったり、余った分を電力会社に売ったりします。
一昔前に「朝日ソーラーじゃけん!」のCMで一世を風靡したのは、太陽エネルギーの熱を利用した太陽熱温水器でしたが、最近では熱の利用より光の利用が注目されており、「救うのは太陽だと思う。シャープは世界のソーラー・カンパニーへ」のキャッチコピーに代表されるように、ソーラーといえば太陽の光を利用した太陽光発電が主流になっています。
<太陽電池の仕組>
太陽電池とは、太陽の光を電気に変換する光電気変換素子のことをいいます。しかし、「電池」という言葉がついているので、その役割が非常に紛らわしいです。
「電池」と聞くと、電気を溜めておくもののように思えてしまいますが、太陽電池は電池といっても電気を溜めるわけではありません。
なぜ「電池」と名前が付いてしまったのかはわかりませんが、「太陽光発電器」や「太陽光電気変換器」の方がイメージをつかみやすいのではないでしょうか。一般的に太陽電池という言葉が馴染んでしまっているので、どうにもなりませんが、太陽電池は「電池」ではなく「発電機」なのです。
モーターは電気を回転運動に換えることができ、逆に回転運動を与えると電気を作り出してくれます。基本的にモーターと発電機は同じ仕組みです。同じように電気は光に換えることができ、逆に光から電気を作ることができます。
じゃあ電球に光を当てれば電気ができるのかと質問されると、そう単純なものではありません。しかし光も一種のエネルギーなので、電気に変換することができるのです。その変換に用いられているのが半導体です。半導体と聞くと、コンピューターやハイテクといったイメージを持ってしまいますが、そんなに複雑なものではありません。
物質には電気を通す導電体(鉄や銅など)と電気を通さない絶縁体(ゴムやガラスなど)とがあります。その間にあるのが半導体で、材料としては主にシリコンが使われています。
これらはICチップに使われているので、難しいイメージがありますが、太陽電池の構造は意外と単純で、プラスの性質を持ったP型半導体とマイナスの性質を持ったN型半導体を貼り合わせただけの構造なのです。
<太陽光発電の構成機器>
住宅用太陽光発電システムで最も重要な構成機器は、太陽光発電パネル(太陽電池)とパワーコンディショナーの2点です。その他に、売電メーター、接続箱(昇圧回路)、ケーブル、架台、発電モニターなどが必要になりますが、主役は太陽光発電パネルとパワーコンディショナーです。
太陽光発電パネルは、太陽の光を電気に変える役割をしますが、発電される電気は直流です。家庭で使われている電気は交流なので、直流を交流に変換する必要があります。
また、発電した電気は、まず家庭内の消費に回され、余っていたら売電メーターを通じて電力会社へ流します。
売電メーターは電力会社に売った電力量を記録し、買電メーターは電力会社から買った電力を記録します。電力会社からの入金と電力会社への支払いは、このそれぞれのメーターを元に行われるので、売り買いを相殺することはしません。
ここに太陽光発電の経済的メリットのポイントがあります。太陽光発電が電気を多くつくるのは昼間なので、昼間は売電メーターが動きます。逆に夜間は太陽光発電をしませんので、当然買電メーターが動きます。ここで、昼間は高く、夜間は安い時間帯別契約をしておけば、電力を安く買って高く売ることができるのです。
売電と買電の電力量が同じでも、金額的には支払いよりも入金が多くなるのです。
(※平成21年11月から余剰電力の売電単価が48円になり、より高く売れるようになりました。)
発電に必要な機器ではありませんが、発電モニターも非常に重要なアイテムです。発電量はパワーコンディショナーでも確認できますが、宅内の消費量、買電量、売電量などをグラフィカルに表示してくれる発電モニターは、必須アイテムといえます。 リアルタイムで、太陽光発電がどれくらい発電しているのか、またどれくらい電気を使ってしまっているのかを確認できるのは、省エネマニアでなくても楽しいものです。
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